- 投稿 2018/03/25
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ニュージーランドではずれくじを引いた、ホームステイのお話、続きです。
あまりといえば、あまりの待遇に、ステイ先のチェンジ申請をかねて、エージェントに問い合わせをしてもらいました。
すると、ホストマザーが怒り狂ったのです。。
ところで、ホームステイをお願いする際には、日本で、ある程度の希望を出すことができます。
イギリスの食事が良くなかったこともあり、安全と清潔の次に、私の希望は『ごはんの美味しいところ』。
なのに、ごはんが美味しいどころか、ろくに作ってさえもらえないのです。
そのうえ、着いた早々、引っ越しすると言われるうえ、2ベッドルームの家に、マザーをいれて3人で住もうとしていました。
ホームステイ規約だか規範だかのルールがあるはずで、それからも大きく逸脱している感じです。
だから、怒りたいのは、私の方でした。
前回はこちらです。
https://beauty-kireininaru4.com/english-study-homestay-nz2/
マザーは、形相をかえて文句を言ってきました。
その話す英語も、何を言っているのかよく分からなかったけれど、すごい剣幕だったので、怒っていることだけは、よく分かりました・・
マクドナルドの件でも何か言ってるようでした。
「私は忙しいって言ったじゃないの!!」とか、なんとか。
マクドナルドの夕食に、文句いったことにも怒っていたようですね。
つまり、私はこれだけ頑張ってやってるのに、文句ばっかり言って、どういうつもり??
ということだったのでしょう。逆ギレされた気分になりました。
とはいえ、その怒り、翌日にはおさまっていましたから、やれやれです。
それにしてもナゾです。
エージェントの人も、このお宅は、料理がおいしいって、歴代の留学生の評判なんですけどねえ、と回答があったようなんです。
それ、私がウソついてるみたいじゃ。。(泣)
その頃には、もう、マザーの食事には期待しなくなっていました。
自分で、近くのテイクアウトやイートインで食べられる、お寿司やさんやどんぶりやさんを探してきて、空腹を埋めていました。
このホストマザー、お友達はたくさんいるようで、彼女、彼たちが、よくサポートしていました。
そのうちの一人が、「今日は私があなたの洗濯物を洗ってきてあげたのよ」と得意げに言われたこともありました。
イギリスでもニュージーランドでも同じでしたが、洗濯は、基本、週に1回でした。
自分で、洗濯機を借りて、1週間分のものを洗うのです。
下着などは、手洗いしたりもしていました。
でも、引っ越した新居には、まだ洗濯機が入っていませんでした。
忙しいマザーのかわりに、お友だちの彼女が、京美の洗濯物を洗ってくれたんですね。
いや、自分でしたいから。
と思いつつ、サンキューと笑って答えてしまった、このときはまだ、やさしい日本人のままだった自分を呪います。。
ごはんの話に戻ります。
一度、そのお友達が、食事を作ってもってきてくれて、鶏肉とサラダとパスタのワンプレートという、マトモなごはんのときがありました。。
でも、その翌日からはまた元にもどり、ピザ「数キレ」とか、缶詰をあたためただけのソースのようなシチューとか。
料理がまずいうまいではなく、料理をしない、という感じでしたね。
しかも、朝食用の食パンも、途中からカビが生えだしていたり。
それをこちらが知らないとふんでか、缶入りビーンズをそのパンの上にのせて、夕食に出してきたこともありました。
もうメチャクチャです。
カビつきパンですよ!!!
犬のエサかなんかと同レベル、それ以下の感じでした。
そんなある日、マザーが、一冊のノートを京美に渡しました。
これ、今までの留学生たちが書いてくれてるの。
日本人が多いから、あなたなら読めると思うわ。
そう言って渡されたノートには、確かに日本語で、彼、彼女たちがステイの感想をつづっていました。
これでナゾがとけたのです。
・・・またまた長くなりそうなので、次回にしますね。