人に嫌われたかな?と思ったとき、

視点を変えて、自分を客観視することで、

気づきを得られる話の続きです。

 

私、京美の失敗を、

もう少しお話しようと思います。

 

 

自分ひとりで、仕事を背負ってしまって、

周囲に嫌な思いをさせてしまった失敗談はこちらです。

https://beauty-kireininaru4.com/kirawaretatoomottara-trouble/

 

しばらく経ってから、

同僚の一人が、仕事をしている京美に、

笑いながら、こう言いました。

 

「黙々と仕事をするタイプ?」

 

・・・え?

 

それは、つまり??

 

先ほどのことを、非難されたのかと思いました。

 

一所懸命やってるつもりなんでしょうけど、

それって、そもそもが独りよがりなんじゃないの??

 

と言われているのかとも思いました。

 

・・・そう考えるのは、被害妄想なんでしょうね。

 

ただ、あながちそうとも言い切れない、

微笑みの裏側が見えたような気もしました。

 

そこで、とっさに出た言葉は、これです。

 

「いやぁ、これが、なかなか上手くできないなぁ、なんて思ってて」

 

ちょうど、

そのときやっていたのは、彼女が得意とする仕事でもありました。

 

それで、

どこどこ、と言う感じで、

彼女は、それを見てくれて、

アドバイスもくれたのでした。

 

 

やはり、さきほどの考えは被害妄想だったのでしょうか??

 

思うのは、

もっと若い頃の京美なら、

この言葉に、秘かに傷ついたりしていたと思うのです。

 

でも、傷は、受けとめるから出来てしまうのです。

それなら、

受け取らなければ、傷つかずにすみます。

 

さらに、「今」に集中するのも、傷を避けるのに有効だと思います。

京美は、彼女の言葉を、今のことではなく、

少し過去のことだと受けとめようとしていました。

ですが、

これを、たった今やっている、目の前の仕事に焦点を合わせると、

過去のことと勝手にリンクさせようとしていた、という間違いを避けられます。

 

ふう。

 

感情は、一瞬です。

判断も一瞬です。

緊張しますね。良い意味で。。

 

 

さて、家に戻ってから、

もう一度このことを考えました。

 

前回にお話した、自分がどう見られているか、

自分に意識を向けることから、

 

視点を変えて、

 

相手を観察し、理解してみようとしました。

 

彼女の言葉は、本当は、何を伝えようとしていたのか。

本当は、どういう気持ちで、彼女はそれを言ったのか。

 

どう見られているかではなく、

彼女をどう見るか、という視点です。

 

・・・そこから気づいたことは、

 

「もっと仲良くしましょうよ。『一緒に』仕事をしましょうよ」

「ひとりだけで頑張らないで、みんなと一緒に共有すればいいのに」

 

こんな言葉でした。

 

彼女の本心が、ここなのだとしたら。

 

少なくとも、嫌われた、と思うのは、早まっていますよね。

 

そして、

彼女とは、仲良くなれるかどうかは分かりませんが、

ともに仕事をしていく仲間にはなれるかもと思えます。

職場なので、まずはそれで十分です。

 

事実を客観的に見ることで、

傷つくかわりに、気づきと希望を持つことができるはずです。

 

もし、人に嫌われたかも、と思うことがあったなら、

今回の話がお役に立てれば幸いです^^