- 投稿 2018/04/19
- 尽きない悩み
人に嫌われたかな?と思ったとき、
視点を変えて、自分を客観視することで、
気づきを得られる話の続きです。
私、京美の失敗を、
もう少しお話しようと思います。
自分ひとりで、仕事を背負ってしまって、
周囲に嫌な思いをさせてしまった失敗談はこちらです。
https://beauty-kireininaru4.com/kirawaretatoomottara-trouble/
しばらく経ってから、
同僚の一人が、仕事をしている京美に、
笑いながら、こう言いました。
「黙々と仕事をするタイプ?」
・・・え?
それは、つまり??
先ほどのことを、非難されたのかと思いました。
一所懸命やってるつもりなんでしょうけど、
それって、そもそもが独りよがりなんじゃないの??
と言われているのかとも思いました。
・・・そう考えるのは、被害妄想なんでしょうね。
ただ、あながちそうとも言い切れない、
微笑みの裏側が見えたような気もしました。
そこで、とっさに出た言葉は、これです。
「いやぁ、これが、なかなか上手くできないなぁ、なんて思ってて」
ちょうど、
そのときやっていたのは、彼女が得意とする仕事でもありました。
それで、
どこどこ、と言う感じで、
彼女は、それを見てくれて、
アドバイスもくれたのでした。
やはり、さきほどの考えは被害妄想だったのでしょうか??
思うのは、
もっと若い頃の京美なら、
この言葉に、秘かに傷ついたりしていたと思うのです。
でも、傷は、受けとめるから出来てしまうのです。
それなら、
受け取らなければ、傷つかずにすみます。
さらに、「今」に集中するのも、傷を避けるのに有効だと思います。
京美は、彼女の言葉を、今のことではなく、
少し過去のことだと受けとめようとしていました。
ですが、
これを、たった今やっている、目の前の仕事に焦点を合わせると、
過去のことと勝手にリンクさせようとしていた、という間違いを避けられます。
ふう。
感情は、一瞬です。
判断も一瞬です。
緊張しますね。良い意味で。。
さて、家に戻ってから、
もう一度このことを考えました。
前回にお話した、自分がどう見られているか、
と自分に意識を向けることから、
視点を変えて、
相手を観察し、理解してみようとしました。
彼女の言葉は、本当は、何を伝えようとしていたのか。
本当は、どういう気持ちで、彼女はそれを言ったのか。
どう見られているかではなく、
彼女をどう見るか、という視点です。
・・・そこから気づいたことは、
「もっと仲良くしましょうよ。『一緒に』仕事をしましょうよ」
「ひとりだけで頑張らないで、みんなと一緒に共有すればいいのに」
こんな言葉でした。
彼女の本心が、ここなのだとしたら。
少なくとも、嫌われた、と思うのは、早まっていますよね。
そして、
彼女とは、仲良くなれるかどうかは分かりませんが、
ともに仕事をしていく仲間にはなれるかもと思えます。
職場なので、まずはそれで十分です。
事実を客観的に見ることで、
傷つくかわりに、気づきと希望を持つことができるはずです。
もし、人に嫌われたかも、と思うことがあったなら、
今回の話がお役に立てれば幸いです^^