- 投稿 2018/04/11
- 尽きない悩み
前回、自分の壁を壊すには、新しい行動を起こす、とお伝えしました。
https://beauty-kireininaru4.com/nayami-trouble-selfobstacle/
行動することで、自分が自分のまわりに巡らせた壁を、どうやったら越えていいか、教えられることがあります。
それは、驚くほど自然に、その人自身にやってくるものなので、一度、行動してしまうと、解決法で悩んで立ち止まることはなくなります。
自分の壁を壊すつもりで動いていると、その壁を自ら越えているのです。
今回は、京美自身の体験から、この「壁を越える」ことについて考えたいと思います。
そのとき、年齢のことで悩んでいました。
ニュージーランドに住んで1年が過ぎた頃のこと、48歳になったときに、好きな人ができたのです。
でも、相手は年下のシャイな日本人。
世代も違うし、どうやって仲良くなればいいのか、、
ちょっとテキストを送ってみても、返事がないのです。
久しぶりの恋でもあって、何をどうやったらいいか途方にくれました。
やっぱりムリかな・・・
でも、そのとき気が付いたのです。
はたちを越えてからこちら、恋愛のシーンで、自分から積極的に「押す」ことを、やってみたことがありませんでした。
そんなにモテたわけでもありませんが、それでも、前の結婚を含めて、自分からアプローチすることって、ほとんどやってこなかったのです。
ええ!これが自分?
ちょっと驚きました。
そして、それなら、今度は、生まれて初めて、自分からプッシュしてみよう!と、
返事がなくても、テキストし続けました。
ちょっとした近況報告とか・・
すると、とても短い返事がくるようになりました。
単純にうれしくて、その嬉しさを文面で伝えるようにしました。
ずいぶん昔、学生の頃になりますが、恋愛のアドバイスで、男ともだちに言われたことがあったのです。
「もうちょっと感情だすようにした方がいいんじゃない?」と。
そのアドバイスを、今さら、40後半にもなってから思い出して、実行してみたのでした。
それでも、また返事がなかったりします。
でも、めげながらもめげずに、テキストし続けました。
ついには、やったことのない、画像入りのテキストまでおくりました。
いえ、自撮りではないですよ。。
風景写真と、ふと目にした鳥の画像です。
そして、画像のしたに、キャプションをつけるように、
I miss you.
と書いたのです。
・・・すっごい恥ずかしいです。
これまでの自分だったら、そんなことゼッタイにしてなかったでしょう。
でもですね、ここで、なんと、やっと、彼から、食事に行きませんか、と、お誘いの返事がきたのです。
やったー!!!
すごく嬉しかったです。
さて、ここでの行動を振り返ってみましょう。
新しい行動とは、自分から、テキストを何度も送る、でした。
そして、テキストの内容は、感情を表現する、でした。
実はこれ、相手に行動を促すことでもあったんですね。
このテキスト送りも、ストーカー的に怖がられないよう、礼節は守っていました。
そして、どうやったら、次に、もう少し長い返事がもらえるか、あるいは、自分に喜ばしい内容になるか、考えて見つけた方法が、画像を送ることでした。
今、自分が見ている風景を、相手と共有することで、さらに自分の想いをさりげなくつたえる。
さりげなさすぎると伝わらないし、度を超すと、重圧になってしまうので、この「さりげなさ」はポイントだと思います。
そうやって、気が付いたら、48歳にして、人生初の行動パターンを作っていたのでした。
つまり、小さいながら、自分の壁を、ひとつ越えることができたと思うのです。
これは、恋愛シーンのひとコマですが、ほかのことにも応用できると思います。
そう、今までのパターンとは違う、何か新しい行動を起こしてみれば、次なる風を呼び込んで、壁を越える道具や方法が、どんどん見つかってしまうんですね。