- 投稿 2018/04/09
- 尽きない悩み
50代に入って、少しは丸くなったと思っている京美です。
とがったものを丸くしてくれたのは、
やはり人とのお付き合い。
若いときは、とんがっていたり、強く主張していても、年を追うごとに、まあまあと、自他ともになだめることができるようになったりする。
あきらめられることも増えますしね。。
トゲは、自分を守る壁だったのかもしれません。
それとは逆に、若い頃は壁の内にいて、エンリョしていたことも、意外にすんなりズバっと言えたりすることもある。
反撃を逃れる壁を、うまく巡らせていたりするのでしょうか。
本当、年をとるって、生きていくって、楽しいですね。
それでも、今現在、京美が困っているのは、この、人との壁の壊し方、ひいては自分の壁の壊し方、なんですよね。
これ、すごーく邪魔なときがありませんか?
今日はこのことについて、考えてみたいと思います。
壁を壊すというのは、その人と仲良くなりたいときに使うものだと思います。
旧友とは違って、年齢が上がってから知り合った人と、「もっと仲良くなりたい!」と思ってしまう、幸運なときがありませんか?
でも、距離の縮めかたが分からない・・・
あるいは、好意をどう伝えるのがいいか?
変に思われたり、困らせることになるのも避けたいし。。
そう考えはじめると、やっぱり当たりさわりのない会話で終わってしまったりします。
そんなとき、京美が心掛けているのは、
①お世辞ではない、心からのホメ言葉を発する。
②相手と共感できることを探す
③こちらからヘビーすぎない相談事を話す。
この3つです。
①のホメ言葉、これは、相手が喜ぶポイントをみつけて、しかも、それをさりげなく伝えるようにすること、です。
もし、お世辞にとられてしまったり、リしてホメてるのではと誤解されてしまったら、
そこで壁ができてしまったりします。
だから、伝え方も大事になってきますね。
ポイントは、自分が本当に感じたことを、誠意をもって口にする、ということです。
飾り立てた言葉では、ときに誠意を感じてもらえないこともあるかもしれませんが、心で実感したことは、必ず相手に伝わるからです。
例えば、洋服のセンスをほめるにしても、
その水色の春コート、すごく似合ってますね!
この前の青いスカーフもステキだったから、ブルー系がよく映えるんですね。
・・・と言うのも悪くないんですけど、
わあ、今日もすてきですね!
と、ひとこと、言ってみるのはどうでしょう。
相手は、自分を丸ごと肯定されたような、あたたかい気持ちになると思います。
②の相手と共感できること、つまり、
同じ時間を共有して、楽しい思い出を作ることですね。
そして、また次につなげられることがポイントになります。
③のヘビーすぎない相談事とは、
深刻すぎない相談をする、という意味です。
人は、同じ経験を重ねることで、親近感を持つようになると思うのです。
だから、家庭菜園の植物の成長具合を話すように、現在進行形の出来事を、共有するのは、てっとり早く仲良くなる方法になるのです。
あら、これって、なんだか、恋愛にも通じるのかもしれませんね・・・
さて、自分の壁の壊し方、これもまたハードルが高いときがあります。
次回は、こちらについて考えたいと思います。