50代に入って、少しは丸くなったと思っている京美です。

 

とがったものを丸くしてくれたのは、

 

やはり人とのお付き合い。

 

若いときは、とんがっていたり、強く主張していても、年を追うごとに、まあまあと、自他ともになだめることができるようになったりする。

 

あきらめられることも増えますしね。。

 

トゲは、自分を守る壁だったのかもしれません。

 

それとは逆に、若い頃は壁の内にいて、エンリョしていたことも、意外にすんなりズバっと言えたりすることもある。

 

反撃を逃れる壁を、うまく巡らせていたりするのでしょうか。

 

本当、年をとるって、生きていくって、楽しいですね。

 

 

それでも、今現在、京美が困っているのは、この、人との壁の壊し方、ひいては自分の壁の壊し方、なんですよね。

 

これ、すごーく邪魔なときがありませんか?

 

今日はこのことについて、考えてみたいと思います。

 

壁を壊すというのは、その人と仲良くなりたいときに使うものだと思います。

 

旧友とは違って、年齢が上がってから知り合った人と、「もっと仲良くなりたい!」と思ってしまう、幸運なときがありませんか?

 

でも、距離の縮めかたが分からない・・・

 

あるいは、好意をどう伝えるのがいいか?

 

変に思われたり、困らせることになるのも避けたいし。。

 

そう考えはじめると、やっぱり当たりさわりのない会話で終わってしまったりします。

 

そんなとき、京美が心掛けているのは、

 

①お世辞ではない、心からのホメ言葉を発する。

②相手と共感できることを探す

③こちらからヘビーすぎない相談事を話す。

 

この3つです。

 

①のホメ言葉、これは、相手が喜ぶポイントをみつけて、しかも、それをさりげなく伝えるようにすること、です。

 

もし、お世辞にとられてしまったり、リしてホメてるのではと誤解されてしまったら、

そこで壁ができてしまったりします。

 

だから、伝え方も大事になってきますね。

 

ポイントは、自分が本当に感じたことを、誠意をもって口にする、ということです。

 

飾り立てた言葉では、ときに誠意を感じてもらえないこともあるかもしれませんが、心で実感したことは、必ず相手に伝わるからです。

 

例えば、洋服のセンスをほめるにしても、

 

その水色の春コート、すごく似合ってますね!

この前の青いスカーフもステキだったから、ブルー系がよく映えるんですね。

 

・・・と言うのも悪くないんですけど、

 

わあ、今日もすてきですね!

 

と、ひとこと、言ってみるのはどうでしょう。

 

相手は、自分を丸ごと肯定されたような、あたたかい気持ちになると思います。

 

②の相手と共感できること、つまり、

同じ時間を共有して、楽しい思い出を作ることですね。

そして、また次につなげられることがポイントになります。

 

③のヘビーすぎない相談事とは、

深刻すぎない相談をする、という意味です。

 

人は、同じ経験を重ねることで、親近感を持つようになると思うのです。

 

だから、家庭菜園の植物の成長具合を話すように、現在進行形の出来事を、共有するのは、てっとり早く仲良くなる方法になるのです。

 

あら、これって、なんだか、恋愛にも通じるのかもしれませんね・・・

 

さて、自分の壁の壊し方、これもまたハードルが高いときがあります。

 

次回は、こちらについて考えたいと思います。