奈良コトミのブログ

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海外経験後、奈良に移住して目覚めた、歴史と日常についてのあれこれ。

シニア留学のすすめ2

シニア留学についての続きです。

https://beauty-kireininaru4.com/english-study-abroad/

 

実際に、京美がイギリスの語学留学で出会った、他国のシニア世代とは、どんな人だったのか、思い出しつつお伝えしてみたいと思います。

 

その学校には、年齢層が高い生徒も多くやってくると聞いて選びました。

ホントに色々な世代の人がいて、よかったです!

 

会社などに勤めていながら、休暇を利用して、1週間、2週間から数週間、受けにきている人も大勢いましたよ。

 

まず、思い出すのは、オランダ人で、リタイアしたばかりの女性。

お役所にお勤めしていたようです。

彼女は、たった1週間だけの受講でしたが、すでにかなりレベルの高い英語力をお持ちで、気分転換のような感じで来られていましたね。

 

次は、スロバキア人で心理学者の50代の女性です。

彼女は、休暇を用いて2週間の滞在でした。

英語レベルは、そこそこ高いものの、発音が苦手で、矯正したいと話していました。

 

たいていの語学学校では、週末や、アフタースクールなどに、アクティビティと称する催しがあります。

 

私が通った学校では、みんなでパブに行ったり、ゲームをしたり、週末は少し遠出をして、ロンドンや観光都市に出かけたり、ピクニックやバーベキューなんかもしたりして、とても楽しかったです。

 

そういえば、前述のオランダ女性と、スロバキア女性、それにもう一人イタリア人の若い女性と4人で、オックスフォードに出かけました。

帰りに、みんなで一杯やって、私もまだ入校して1週間目だったのですが、カタコト単語を並べておしゃべりしたのもいい思い出です。

 

さて、次は、50代後半の日本人の主婦の方でした。

リピーターの方で、もう3度か4度目かの入学のご様子でした。

イギリスも学校もホームステイ先も、全てすっかり気に入って、また次も来たいと話してられましたね。

滞在期間は、3か月くらいだったと思います。

 

また、スロバキア人の同じく50代の化学の教師の方もいました。

やはり休暇を利用しての、1か月の滞在でした。

大学生のお嬢さんがいて、ダンスが得意なのよ、と、写真を見せてもらいました。

スロバキアに来たら、ぜひ家に泊まってね、とも言ってくれました・・残念ながら、まだ実現できていませんが。。

彼女の作るスロバキア料理を、いつか食べたいです。

 

そして、元ジャーナリストで、リタイアした60代、いえもしかしたら70代の女性は、リトアニア人でした。

とても知的な方で、世界情勢のことや、日本の政治のことなどにもあかるくて、お話するのが楽しかったです。

2週間の滞在でした。

 

また、70近いオランダ人の女性は、国籍はオランダでも、見かけはアジア人で、聞いてみると、インドネシア出身とのことでした。

日本にも来たことがあり、お寿司が大好きとのことで、二人で、町の小さな日本料理店へ、お寿司を食べに行ったことがあります。

 

彼女はウナギが大好物!と言っていたのに、出てきたのは、すごーく小さい切れ端のようなウナギでした・・

なんだか申し訳ないような気になったり。

また日本に来たときは、今度こそ、ウナギをいっぱい食べてもらいたいと思いましたね。。

彼女は、イギリスでほかにお友達と会う約束があったようで、1週間だけの滞在だったと思います。

 

また、京美が在学していたときではないのですが、日本から、リタイア後の男性が来られたこともあるみたいです。

 

こうやってみると、シニア世代の留学生も、たくさんいることが分かりますよね。

アクティビティでは、レベル分けされたクラスを超えて、交流することができるので、そこも楽しめる点です。

 

そして、できれば、1クラスの人数が少ない学校を選ぶのがいいと思います。

その方が、みんなと仲良くなりやすいし、イヤでも交流しないといけなくなるので、

英語力のアップにもつながること請け合いです!

表情についてのカルチャーショック

久しぶりに春日大社へお参りに行く機会がありました。

 

参拝所の奥にまで入ることになり、

見ると、結婚式が行われているところでした。

 

ちょうど巫女の舞が行われていて、

参拝客も立ち止まって見とれていました。

 

そのとき、

外国人観光客の一人が、

携帯電話の映像モードで撮影しようとしたんです。

 

本殿の前は、普段から撮影禁止です。
no photo って書いてあります。

 

こういうとき、京美はできるだけ注意するようにしています。

以前、やはりこの春日大社で、

若い中国人カップルの男性が、

お社の芝生のなかへ入って行こうとしたのを止めたことがあります。

神聖な場所に文字通り土足で入られるのは不快だし、

ダメだと言わないと分からない人には、

言うべきと思うからです。

 

そうはいっても、以前はこれ、日本人がやられていました。

 

ずっと昔、

まだ20歳だったころ、

ヨーロッパの美術館や観光地で、

京美も注意を受けたことがあります。

 

当時は、日本人のカメラ好きが迷惑がられていたりしました。

どこでもなんでも、カメラを向ける日本人、と、

何かの記事にもなったと思います。

写真を撮ることに夢中にならないで、
自分の眼で楽しむことをしたらいいのに、

とも言われたりしていました。

 

いまや、スマホの時代になって、

日本人だけではなく、

他国の人々も、写真を撮るようになっています。

 

文化の違いはあるでしょう。

どちらが良い悪いの問題ではないのかもしれませんが、

京美が思うのは、

少なくともその土地の人々の信仰の場となっているところでは、

撮影はエンリョするのが礼儀だろうということです。

 

撮りたい気持ちも分からなくはないんですけどね。。

 

それで、

春日大社本殿前でも、

その外国人に、noと言って、

やめるように手を振るジェスチャーもつけました。

 

彼は、素直にすぐやめて、

そのあとに、

スミマセン、スミマセン、と

かたこと日本語で言ってきました。

 

いい人だったんですね。

 

で、その後に気が付いたことがありました。

 

英語をスラスラ話せるわけでもない京美としては、

できるだけ、表情や手ぶり身振りをいれて、

英語を話すようにしています。

そして、

よくいわれる、

日本人は笑顔でごまかしがち、

という失態を、

少なくとも英語のときには用いないようにしようと思っています。

 

なぜなら、

愛想笑いやごまかし笑いは、

誤解をうみかねないからです。

 

ただでさえ四苦八苦の英語が、

ますます伝わりにくくなってしまいます。

 

だから、ノーのときは、

表情や態度も、ノーのモードに入ります。

しぜん、

ちょっとキツめの態度になってしまったりします。

 

海外では、それでちょうどいいくらいだと思います。

 

ですが、

ここは日本です。

ノーを、いつものようにしっかりと表現してしまってから、

今のは強すぎただろうか??

と考えてしまいました。

 

ここは日本なのだから、日本人らしく、

やわらかな態度で、言うべきだったのか。

 

 

それで、

思い出したことがあります。

 

ずっと昔、まだハタチのころ、

初めてのヨーロッパで、

銀行の両替所に並んでいました。

たしか、ウィーンだったと思います

 

京美のひとつ前に並んでいた人が、

窓口で、行員さんに何か言ったとき、

その行員さんが、しかめっ面をして、

首をふって、noと言いながら説明していたんです。

 

その、ノーの表情に、京美は、

少なからぬショックを受けました。

なぜ、お客に、あんなネガティブな表情を見せるんだろう、と。

けれど、

そのやりとりのあと、

行員さん、今度は笑顔になって、説明したのです。

 

つまり、

それはダメ、とか、できない、などと、

否定形の内容の話をするときは、

表情も、否定形を使うだけで、

けっしてそれは、

気分を害したゆえの表情、

感情表現ではないということなんだと理解しました。

 

日本で、そんな表情を見せれば、

相手を威嚇することになったりして、

嫌がられたり、不快に思われそうです。

でも、

イエスの内容を話すときは、

身振りや表情も、イエス、肯定的にするのだから、

その差というか、区別というか、

使い分けは必要だったりするのだな、と。

 

これ、

ちょっとしたカルチャーショックでした。

 

そして、

それはそのまま京美の海外カルチャーとして、

追従することになりました。

 

言い訳になったかもしれません・・・

 

 

やっぱり、

ここは日本なのだから、

もう少し態度をあらためなきゃなー、と

ちょっと反省しています。。

 

You are not allowed to take photo here.
と言った方がよかったのかも。
あるいは、
Sorry, but you can’t take a picture here.
とでも言った方が、大人の日本人として、

やはりいいのかもしれませんね!

シニア留学のすすめ1

5年前、45歳のときに、イギリスへ語学留学しました。

 

シニアというには、まだ少し早かったとは思うんですけれど、

留学エージェントへ問い合わせに訪れたときは、

多少とまどった感じで対応されたような気がします。。

 

ですが、

50代、60代、70代でも、

その気になれば、いつでも留学できるんです!

 

京美が飛行機の中で隣り合わせたご婦人も、

70代で語学留学をされたとかで、

https://beauty-kireininaru4.com/english-study-cafe-style/

80歳を過ぎた今も、

年に一度は必ずgo abroadで、

ニュージーランドのお友達の家へ長期滞在に行くそうです。

すごいバイタリティですよね。

 

それに、

記憶力を使う、つまり脳を使うほど、

老化を防ぐことができるらしいです。

イギリスの研究で、

2か国語以上の勉強をする人は、

1か国語しか話さない人よりも、

認知症になるパーセンテージが低いことが分かっているんだとか。

 

そして、それは本人の教養だとか、

社会的地位だとかにも、

関係することはないそうなんです。

 

難しい話はさておき、

海外留学って、ほんと、とっても楽しいんですよ!!

 

京美も、行くまではドキドキでした。

 

若い生徒が、やはりどうしても多いだろうから、

年下ばかりのなかで、うまくやっていけるだろうか、とか。

 

ホームステイ先で、

うまくコミュニケーションとれるだろうか、とか。

 

それよりもなによりも、

この年で、ホームステイという、

他人の家に入って生活なんてできるんだろうか。

などなど、、

 

心配しだしたら、キリがなかったです。

 

でも、

どうしても、いま、このとき、

行ってみたい、行くのは今だ!と

強く感じたのも事実でした。

そして、

実際に行ってみると、

心配したこと諸々も、なんとかなるもんなんです。

 

また、

留学エージェントを使わないで、

自分でコンタクトをとると、

費用もぐっとお安くなります。

 

だいたいが、エージェントというのは、

学校側と、生徒との両サイドから、

料金をもらっているものなので、

学校側のみにしか請求しない、

海外在住の日本人エージェントにコンタクトすることもできます。

 

そのぶん、

自分で書類を書かなきゃいけなかったりもしますが。

 

京美がやったのも、まさにこの方法でした。

 

もし、

ホームステイがどうしても心配なら、

寮生活できるところを探すこともできます。

 

とはいえ、語学学校の場合、

1週間の短期から、入学が可能なので、

何か月も行かなきゃいけないわけでもないんですよね。

 

1、2週間、旅行気分で、

一つの都市、あるいは町に滞在する、

そんな気持ちになってみれば、気が楽になるかもしれません。

 

京美が通った学校では、

若い人から、もっと年配の人まで、

さまざまな年齢層の人たちと交流することができました。

イギリスだったので、

ヨーロッパのいろんな国から生徒が来ていて、

様々な国の人とふれあうことができたのも良かったです。

 

ニュージーランドなら、

自然豊かな町を選ぶのもいいですね。

牧歌的な土地で、件のご婦人のように、

友だち作りをすることだって夢ではないんですよ。

 

海外に出る解放感。

外国人の友だちができる喜び。

日本とは違う価値観のなかで、

視野が広がる面白さ。

なにより、

やればできるという自信ができたことは、

その後の日本での生活にもプラスになったように思います。