奈良コトミのブログ

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海外経験後、奈良に移住して目覚めた、歴史と日常についてのあれこれ。

英語が話せるようになる勉強法は?

英語を話せるようになるのに、

どんな勉強をしたの?と、

 

周囲の英語を話せる人に聞いてみたことがあります。

 

特に留学経験がなくても、

話せるという知人友人や、

海外でであった、英語圏以外の国出身で、

英語ペラペラな人にもたずねてみました。

 

まず、最初に聞いたのは、

当時、英語塾の講師もしていたAくん。

留学経験はなくても、話せるようになったそうです。

 

彼は、学生のころ、

かたまりの英語を、毎日聞いて、シャドウイングしていたとのこと。

 

シャドウイングは、耳で聞いた通り、復唱するという勉強法です。

 

短い文章からでいいので、

それをほぼ覚えるまで聞いて口に出す。

それも、ルーティンを作って、

1日目は、文章1と文章2を、

2日目は文章2と文章3を、

というふうに毎日量産していく感じで続けること。

 

まず英文を丸まま覚えて、頭に入れることと、

イントネーションやリズムを体で覚えることに利点があるようです。

 

ちなみに彼は、

これを毎日2、3時間かけてやり、

1年は続けてやったみたいです。

頭が下がります。

 

また、知人のBさんは、

やっぱりNHKラジオ講座がいちばんいい、と言っていました。

 

京美も、ラジオ講座は続けてみたことがありますが、

教材がすごーくよく考えて作られているんだなと、

びっくりした覚えがあります。

 

どちらも、ひたすら地道にコツコツと続けることが要ですね。。

 

イギリス語学留学で出会った、

若いC子ちゃんは、

 

パブに毎晩かよう!!

 

と言ってました。

それも、

英語が堪能なほかの外国人留学生にくっついて、

とにかくパブでしゃべる、のがよかったようです。

 

これは、海外にいる場合に限りますが、

外国人の多いパブなども、都心にはあるようですから、

応用できるかもしれません。

 

C子ちゃんは、最初、

自分の名前くらいしか英語で言えなかったのが、

パブ通いで、初めは相槌くらいを覚え、

そのうち、自分の言いたいことなんかも言えるようになったとか。

 

この、相槌を覚える、というのは、

なかなかポイントついていると思います。

 

以前、京美がニュージーランドのカフェでお茶していたとき、

隣のご婦人二人がなんやかやおしゃべりしていて、

片方の人が、うなづきながら、

 

ポテンシャリー(potentially)、

 

と言っていたのをきいて、

そうか、そう使うのか、と覚えたことがあります。

 

潜在的な、という意味の単語ですが、

この場合は、

その可能性はあるかもね、ということで、

そうかも、そうなるかも、もしかしたらそうかもね、

という正に相槌の単語になるわけです。

 

さて、その語学学校で、

かなりハイレベルだったスペイン人のDちゃんは、

自国の自分より英語レベルの高い人と一緒にいること、

と言っていました。

つまり、分からないことは、自国語でたずねて確認できるし、

教えてもらえるし、ということでした。

さらに、

子ども用の、やさしめの小説を読む、というのも勧めてくれました。

 

 

さて、

ニュージーランドの調理師専門学校のクラスメイト、

Eくんは台湾出身で、NZの大学も出ていました。

彼にも、一応、英語勉強法を聞いてみたところ、

 

Just talk shit!

 

・・・と言われました。。

shit って、 あのshit??

と、ビックリしたんですが、

よくよく聞くと、shitは下品なことって意味ではないんです。

 

なんでもいい、しょうもないことをとにかく話せ。

 

その一言につきると彼は話していました。。

 

英語に限らず、

インプットとアウトプットって大事ですよね。

ここであげた方法が、

あなたの英会話勉強のヒントになれば嬉しいです。

実は日本人は英語を話すことができる?

英会話がなかなかできるようにならない、

と愚痴る私に、

ある知人がこんなことを言いました。

 

実は、日本人は、ホントは英語が話せるんですよ。

 

え?

それはどういうこと?

 

・・・ビックリしましたよ。

 

彼女の持論によれば、

いま、持っている英単語や文法力で、

じゅうぶん日本人は英語が話せるはず、

それが出来ないのは、

自分で出来ないと思い込んでいるせいなんだと。

 

うーん、当たっているようで、当たってない。

でも、ある意味、真実なのかもしれない、

と思わないでもないですね。

 

なぜなら、

日常会話くらいの英語を話すなら、

中学校で習った英文法で十分だとはよく言われることだからです。

 

ですが、

実際には、話せない。

それは、英語力が問題なのではなく、

マインドの問題である、というのは半分以上あたってるかもしれません。

 

実際、

外国人を前にして、すぐには出てこなかった言葉も、

時間が経ったあとになって考えると、

 

こう言えばよかったんだ!!

 

と気づくことも多いからです。

道をきかれて、

「まっすぐ行って、右に曲がってください」

なんて言葉がすぐに言えなかったとしても、

ゆっくり考えると、英単語が口に出てきますよね。

 

それが本当だとしたら、

つまり、実はもう話せる知識はじゅうぶんあるのだとしたら、

あと何をすれば、実践可能になるのでしょうか?

 

慣れる、ということもあるでしょう。

臆さない、ということもあるはずでしょう。

でも、それって、一人で出来ることではありません。

勇気を出すにしても、相手が必要です。

 

そう、話すというのは、相手がいることなんですよね。

聞く、というのは、一人でもできなくはないですが、

話すことは、ひとりごと以外だと、一人レッスンは困難です。

 

では、どうすればいいのか?

自分は話せるんだと自己暗示をかければよいのか?

 

・・・これは、正解に近い気がします。

 

これで十分話せるはず!と自分でナットクするのに、

どれほどの知識量=英語力がいるのかと、

逆に自分に問いかけてみたらどうでしょうか。

 

もちろん、プロの通訳者になるとか、

ネイティブなみにすらすら話したい、

という高い目標がある場合は別です。

 

でも、海外旅行のときや、

友人つくりなど、日常会話程度の英語なら、

意識を変えるだけでも、思ったより話せることがあります。

 

中学校で習った英語、つまり、

過去形、未来形、現在完了形、現在進行形、

疑問文のつくりかた、感嘆文、

そして関係代名詞。

これらの文法があやうい場合は、

教科書を今一度ひもといてもいいかもしれません。

 

ですが、それは分かるのよ、というレベルなら、

次のステップとして、

英会話のシャワーをあびて、

実施訓練をどこかでするのがいいのではと思います。

 

慣れと気後れ改善と自己暗示アップのためなので、

一方的に、英語を聴くのはよろしくないです。

むしろ、一方的に話して、それを訂正してもらう、

という形の方がベターだと感じます。

 

その、一方的にでもいいから話す、

というハードルが高いと感じた場合。

 

そのときは、

なぜ英会話をやりたいのか、

モチベーションをもう一度考えてみてもいいかもしれません。

 

英語をなんのために話すのか、

どの程度まで話せたら、まずは満足できるのか。

それが分かったら、

そのレベルに合う学習内容や方法も見つけやすくなりますし、

まずは一方的にでも話さないと、

そこへ到達できないってことに気づくことができるはず。

気づいたら、あとはやるかやらないかだけですよね。

 

京美もまだまだ途上にいます。

やるかやらないか、、

 

口にするのは易しですが、

これはホントだと思っています。

英語が話せるようになるには、何から始める?

いったい、どうやったら英語が話せるようになるのだろう。

そんなふうに思ったことはありますか?

 

私は、ずーっと、思っていました。

中高6年間、大学でちょこっと、一応勉強してきたのに、

いざ海外旅行に行くと、まるっきりしゃべれない。。。

 

はろー、さんきゅー、そーりー、いくすきゅーずみー、

それ以外の英語を話すなんてとんでもない!!

という感じでした。

 

同じ状況の人は少なくないようで、

英語教育も見直され、小学校からの履修科目になっていますよね。

 

大学などで、英語の論文はするする読めても、

話すのはちょっと。。というケースがあるのも事実です。

 

つまり、読んでいるだけでは話せない?

でも、

日本語、国語を習うときは、

とにかく本を読んだ方がいい、とも言いますし、

いったい、何が正解なのでしょうか?

 

いまだ模索中でもありますが、

ひとつ言えるのは、

なぜ英語を話したいか?というモチベーションを、

自分で明確にすることだと思います。

 

私が英語を話したい、と思ったのは、

外国人の人たちと接する機会があったときに、

あまりに話せない自分が嫌だと思ったからです。

つまり、

ええカッコしたかった、というのが一つあります。

 

でも、

それよりも、

友だちがほしかった、というのがありました。

 

本を読んだり、映画を見たりしたあとに、

感想を言い合えるともだち。

 

学生の頃によくやった、青臭いことがしたかったんです。

 

社会人になると、

なかなかそういう話ができる機会がありませんでした。

日本人で見つけられたら、言うことないですが、

外国人なら、ギロン好きな友ができるのではと夢みました。

 

そのことを、

ミックス、つまりハーフの英会話講師に話すと、

わかる・・・と言われたことがあります。

 

アメリカ人の父と日本人の母を持つ、

英語日本語どちらもネイティブな彼は、

つきあう友人たちも、日本人、英語圏人と、幅広いようです。

たとえば、DVD映画などみて、

あれ見たよ~という雑談をしたときに、

英語圏の友人だと、

どこがどうだった?とか、どう感じた?そこはどう解釈する?

なんていうふうに、話が展開するのに、

日本人の友達に同じことをいうと、

 

面白かった?

と聞かれて、面白かった、と答えると、

じゃあ、貸して。

と言われて、話が終わるそうです。

貸したあとに、どうだった、と聞くと、

面白かった、あるいは、まあまあだった、との返事で、

やはりそのあとの会話にはつながらないんだそうです。

 

日本人は話すのが、もしかしたら好きではないのでしょうか?

それとも、

映画の内容に、あまり興味がないのでしょうか?

 

これは、私のまわりと、その先生の周囲という、

あくまで狭い範囲のことになりますが、

そんなふうに感じたことのある方はいらっしゃらないでしょうか?

 

それはともかく、

英会話の話です。

 

英語を話したいモチベーションは人それぞれだと思います。

ただ、

何が理由か、というのはハッキリと自分で知っていた方が、

勉強の仕方や、上達度にまで影響があるように思います。

 

英語の勉強は、家事と同じで、

やり始めるとキリがなかったりしますし。

 

英会話スタディの話、続きます。