英会話がなかなかできるようにならない、

と愚痴る私に、

ある知人がこんなことを言いました。

 

実は、日本人は、ホントは英語が話せるんですよ。

 

え?

それはどういうこと?

 

・・・ビックリしましたよ。

 

彼女の持論によれば、

いま、持っている英単語や文法力で、

じゅうぶん日本人は英語が話せるはず、

それが出来ないのは、

自分で出来ないと思い込んでいるせいなんだと。

 

うーん、当たっているようで、当たってない。

でも、ある意味、真実なのかもしれない、

と思わないでもないですね。

 

なぜなら、

日常会話くらいの英語を話すなら、

中学校で習った英文法で十分だとはよく言われることだからです。

 

ですが、

実際には、話せない。

それは、英語力が問題なのではなく、

マインドの問題である、というのは半分以上あたってるかもしれません。

 

実際、

外国人を前にして、すぐには出てこなかった言葉も、

時間が経ったあとになって考えると、

 

こう言えばよかったんだ!!

 

と気づくことも多いからです。

道をきかれて、

「まっすぐ行って、右に曲がってください」

なんて言葉がすぐに言えなかったとしても、

ゆっくり考えると、英単語が口に出てきますよね。

 

それが本当だとしたら、

つまり、実はもう話せる知識はじゅうぶんあるのだとしたら、

あと何をすれば、実践可能になるのでしょうか?

 

慣れる、ということもあるでしょう。

臆さない、ということもあるはずでしょう。

でも、それって、一人で出来ることではありません。

勇気を出すにしても、相手が必要です。

 

そう、話すというのは、相手がいることなんですよね。

聞く、というのは、一人でもできなくはないですが、

話すことは、ひとりごと以外だと、一人レッスンは困難です。

 

では、どうすればいいのか?

自分は話せるんだと自己暗示をかければよいのか?

 

・・・これは、正解に近い気がします。

 

これで十分話せるはず!と自分でナットクするのに、

どれほどの知識量=英語力がいるのかと、

逆に自分に問いかけてみたらどうでしょうか。

 

もちろん、プロの通訳者になるとか、

ネイティブなみにすらすら話したい、

という高い目標がある場合は別です。

 

でも、海外旅行のときや、

友人つくりなど、日常会話程度の英語なら、

意識を変えるだけでも、思ったより話せることがあります。

 

中学校で習った英語、つまり、

過去形、未来形、現在完了形、現在進行形、

疑問文のつくりかた、感嘆文、

そして関係代名詞。

これらの文法があやうい場合は、

教科書を今一度ひもといてもいいかもしれません。

 

ですが、それは分かるのよ、というレベルなら、

次のステップとして、

英会話のシャワーをあびて、

実施訓練をどこかでするのがいいのではと思います。

 

慣れと気後れ改善と自己暗示アップのためなので、

一方的に、英語を聴くのはよろしくないです。

むしろ、一方的に話して、それを訂正してもらう、

という形の方がベターだと感じます。

 

その、一方的にでもいいから話す、

というハードルが高いと感じた場合。

 

そのときは、

なぜ英会話をやりたいのか、

モチベーションをもう一度考えてみてもいいかもしれません。

 

英語をなんのために話すのか、

どの程度まで話せたら、まずは満足できるのか。

それが分かったら、

そのレベルに合う学習内容や方法も見つけやすくなりますし、

まずは一方的にでも話さないと、

そこへ到達できないってことに気づくことができるはず。

気づいたら、あとはやるかやらないかだけですよね。

 

京美もまだまだ途上にいます。

やるかやらないか、、

 

口にするのは易しですが、

これはホントだと思っています。