嫉妬の感情を手放したいときに、考えたいこと3選

誰かに嫉妬してしまって、意外なほど強い感情を持つ自分にとまどってしまうことってありませんか。

 

欲なんて、もう持ってないと思っていたのに。

 

本当は仲良くしたいのに。

 

嫉妬を感じると、人間関係がスムースにいかなくなってしまうだけでなく、嫉妬している自分のことが嫌になったりして、負のスパイラルに取り込まれてしまうこともあります。

 

他人がねたましくてたまらなくなるときや、自分の心を持て余してしまうとき、どう対処するのがいいのか、考えてみたいと思います。

 

 

前回、さみしさを感じる原因が、嫉妬からくることもあるのでは、と考えました。

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この嫉妬の感情は、なかなかに強いものです。

 

一度、この感情にとらわれてしまうと、なかなか抜け出せないときもあります。

 

そんなとき、こんなふうに対処してみるのはいかがでしょうか。

 

①眼鏡を外す。

 

嫉妬心は、他人が持っているものを自分も欲しいと思うときに生じることがあります。

 

そして、嫉妬しているとき、人は自分のことが見えていません。

自分ではなく、他人をみるための眼鏡をかけているのです。

 

その眼鏡は、小さな部分を切り取って、とても大きく見てしまう虫メガネのようなものなんですね。

だから、まずその眼鏡を外してみましょう。

 

そうすれば、相手が持っているものだけでなく、自分がすでに持っているものがみえてきます。

さらに、はたして自分は本当に、心から相手のものを欲しているのか・・・もしそうなら、そのための努力や方法を考える必要がありますし、案外、そんなに欲しいものでもなかったことに気づいたりするかもしれません。

 

②運転手は自分であることを思い出す。

 

嫉妬の心は、相手への依存や支配したい気持ちだったりすることがあります。

 

人と人との関係が、鎖につながれた状態であっては、よいコミュニケーションはとれなくなりますよね。

 

仮に、鎖を持っていたとしても、それは限りなく長い鎖を、ゆったりと持っているとイメージするのもいいでしょう。

 

そして、人生を走っていく車の運転手は、自分だと思い出すことが大事だと思います。

 

つまり、気持ちの切り替えを自ら行ってみたり、袋小路にはまりこんだ自分の車を、バックさせて方向転換させることが、自分にはできる、主導権がある、ということです。

 

それができれば、気持ちがぐっとラクになります。

 

さらに、嫉妬の対象が、ずっと長く続くものなのか、今だけのものなのか考えてみてもいいでしょう。

 

『私は、彼女のようには絶対できない・・・』

 

そう思ったとしても、本当に、この先もずっと、ゼッタイにできないことなのか?

それとも今はできないだけなのか?

そもそも本当にそれを自分はしたいのか?

 

運転手の立場で、冷静に考えてみるのも有効です。

 

③自分を大切にする

 

眼鏡を外して、運転手の立場で考えたら、もう一度、自分をみて、自分の良さをいくつか挙げてみましょう。

 

人に「私の良いところって何だと思う?」と、たずねてみるのもいいですね。

 

あるいは、最近、「ありがとう」と言われたときのことを思い出してもいいです。

 

そして、案外、自分っていいヤツだ!と思えてきたら、しめたものです。

 

ちょっと楽しい気分にもなってきますし、まだまだ捨てたもんじゃないな、と思えるのはすてきなことですよね。

 

リラックスした気分になって、ちょっとおしゃれして街を歩いてみたり、太陽を追いかけるヒマワリのように、自分を大切にしていく方を向くのがコツだと思います。