- 投稿 2018/03/31
- NZ生活
ニュージーランドのフラットに住んでいたときの話です。
そのとき私は、ドイツ人とイギリス人の女性たちと、フラットに住んでいました。
そこで、ひどい目に遭いました。
目に見えない、ひどいヤツ。
そう、ダニです。
ええっ!!
・・・と驚くのは早いです。
それが、家が汚いとか、ペットを飼っていたから、という理由ではないのです。
しかも、このダニ、白人には見向きもしなくて、アジア人だけが噛まれる、というヤサグレ野郎なんです!
そんなものが、この世に存在していたとは・・・ビックリです。
ニュージーランドでは、flea bomb という、煙のでるノミ取り「燻煙式殺虫剤」が売られていて、ダニにかまれるのは、割とあるというか、ポピュラーというか、珍しくないことなんです。
また、ベッドバグ、といって、寝室でかまれる小さな虫もいるようです。
これには噛まれたことなかったのですが。。。
ある夜のこと、左足にかゆみを感じて目が覚めました。
みると、いくつか噛まれていて、これがかゆいかゆい・・・
思い出してもイヤな気になります。
まだ、そんなダニの存在すら知らなかったときなので、何か塗り薬をつけておけばそのうち治るだろう、と、それほど気に留めませんでした。
ですが、次の夜に、また新たに噛まれたんです。
しかも、昨夜に噛まれたところも、夜になるとかゆさが倍増。
さらに、3日目には、合計で、100箇所以上、足を中心に噛まれてしまいました。
そのときにはもう足だけではなく、お尻、二の腕、背中、肩、おなかまで噛まれていまして、その痒さといったら、壮絶なものでした。。
そこで初めて、周囲に聞いてまわり、その正体が「ダニ」だと分かったのです。
がーん・・・
それからの処置がまた大変でした。
flea bombを買ってきて、自分の部屋だけでなく、リビングも、フラットメイトの部屋も、すべて煙もくもくにしました。
フラットメイトたちも、快く協力してくれました。
ちなみに、白人の彼女たちは、全く噛まれていないのです!!
ですが、同じ家の中なので、全室煙をたく必要がありました。。
そこまでやったのに、またしても噛まれてしまったのです。
なんという強力なダニ。
その年は、特別、ダニが繁殖していたとかで、周囲のアジア人たちも、大勢が被害にあっていました。
日本人だけでなく、インドネシア人やタイ人。
なのに、白人は噛まれないんです!!!
不思議というか、憎らしいというか・・・
もう、本当に、世の中に、こんなことあってよいものでしょうか??!!
しかも、色々とリサーチしていくうちに、今回のダニを持って帰ってきたのは、フラットメイトのイギリス人女子だった可能性が高いと判りました。。
というのも、彼女は、完全なアウトドア派で、休みの日は、サーフィンのほか、馬に乗ったり、トレッキングに行ったりしていて、私が噛まれる1週間前に、何かに噛まれて腕が腫れたと言ったのです・・
それって、、一緒に、何か連れて帰ってきたのでは・・・
ニュージー歴の長い知人に話すと、
それかもね。
と言ってました。
真相は分かりませんが。。
ともかく、flea bomb を2回も焚くことになったあとも、痒みに耐えかねて、ドクターにまで診てもらうことになりました。
しかも、そのときにもらった飲み薬が、体に合わなかったらしく、そこから、私の健康は、急下降していくのでした・・
次回へ続きます。