シニア留学のススメの続きです。

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ここでは、ホームステイについて、私の体験談をお伝えしようと思います。

 

どんな家庭に?

どんな状況で暮らしたのか??

 

これは一例にすぎませんが、留学についてイメージしてみると、実現への近道になると思いますよ。

 

さて、私は、イギリスの語学学校に5か月ほど通いました。

 

ロンドンから列車で1時間ほどの小さな都市で、牧歌的で治安のよい、こじんまりとしたサイズの町だったので、ステイできる家庭の数が、ある程度かぎられているようでした。

 

見知らぬ土地で、通学に時間がかかるのは、体力的に不安だったので、学校から近くの場所を希望すると、本当に、歩いて5分ほどのお家にきまりました!

 

夫婦と、小学生の男の子が2人いる家庭でした。

 

小学生の子どもがいるには少し年齢が高い夫婦で、そのときの京美が45歳だったので、それよりも少し上の世代でした。

50歳を少し過ぎたくらいだったと思います。

 

再婚どうしのご夫婦でした。

ラブラブでした。

 

このお宅はホストファミリーの経験が長く、ビジネスとしてやっている感じが強くしました。

部屋も2階に2部屋を、留学生のために用意していたので、ステイメイトのハウスシスターが常時いる状態でした。

 

ビジネスライクとはいっても、毎日、30分から1時間くらい、留学生との交流時間をもつように決められていたようで、それはきちんと守られていました。

 

夕食が、その時間でした。

ホストファーザーは、ほぼ毎日7時には帰宅して、私たち留学生と夕食をとり、そのときに今日あったことや何やらを話していました。

 

ちなみに、ホストマザーは、子どもたちと一緒に、もっと早い時間に、先に済ませていたようです。

 

朝は、8時まではキッチンを使わないように言われていて、その間に家族が食事をとり、8時からは留学生二人が、キッチンでパンを焼いたり、お茶をいれたりして、ダイニングで朝食をとっていました。

学校が近かったので、この時間でも大丈夫でした。

 

バスルームは、2階に留学生専用のものが1つあり、2階のトイレは、留学生と子どもたちが使っていました。

 

イギリスのお湯は高い、とのことで、シャワー使用でしたが、分数までは、この家では決められませんでした。

常識の範囲でお願いね、と言われたように思います。

 

ホストファーザーは、solicitor(事務弁護士)で、とても良い人でした。

ちょっと良すぎるくらいの性格の人で、いつも親切に、あれこれ話してくれるのですけど、あまりに親切すぎる気がしないでもなく、それがかえって、ビジネスライクに見せている、という感じでした。

 

ホストマザーは、彼女の夫とは別の事務所にパートに出ながら、小説を書いている人でした。

子どもたちが学校へいくと、家族だんらんのテレビ室にこもって、パソコンを使って書いている様子でした。

 

彼女は、残念ながら、お料理が得意ではありませんでした。

お掃除も、きれい好きとはいいがたい感じでしたが、決められたことはきちんと守って、何か質問したときは、親身になって答えてくれました。

 

食事だけは、どうにも我慢ができなくなったので、自炊できないかたずねてみたところ、キッチンは喜んで貸してもらえましたから、ほんと、お料理は好きじゃなかったようですね。。

でも、キッチンを貸すのを嫌がるお宅もあるようなので、そこはよかったです。

 

ただ、ひと昔、ふた昔?前にあったような、家庭の一員に加えてもらえる心あたたまるステイ、という感じにはなりませんでした。

言うなれば、「下宿」か「間借り」でしょうか。

留学生がいる状態が、彼らにとっては「日常」であり、「副業」である、という感じがしました。

 

とはいえ、安全な町のなかでも、特に安全な場所にあったので、夜遅くに、留学生どうしで出かけて帰ってきても、怖い目にあうことはなかったです。

立地は最高でした。

 

そして、ステイメイト、ハウスシスターの存在も大きかったです。

 

最初は、イタリア人、シチリア出身の20代の女の子。

大学を出たばかりで、イギリスに来たあとは、ポルトガルの経営関連の専門学校に行ったようです。

 

次が、アラブ人の19歳の女の子。

この子とは、世代も宗教も超えて仲良くなりました。

イスラム教徒の考えにも触れられて、とてもよかったです。

彼女はいま、医者になるべく自国で猛勉強中です。

 

そして、最後に1週間だけ、ブラジル人の女性がいました。

このころには、京美にもヨーロッパ人の友だちが色々できて、先に帰っていった子の国へ、遊びに行ったりもしました。

 

ホームステイ先は、アットホームではなかったですけど、その分、友人はたくさん出来たと思います。

 

そして、留学生たち共通の感想が、

 

ご飯がおいしくない。

 

これでした。。もう一つの悪名高い国、

ドイツ人の子さえ、イギリスの料理は。。。と言っていましたね。

 

そうはいっても、以前に比べると、ずっと良くなったと聞いたので、今はまたもっと良くなっていると思います。

 

それに、レストランなどで、それなりにお金を出せば、美味しいものを食べられるところはたくさんあります。

 

安くて美味しいB級グルメは、ロンドンならあるかもですが、都市によっては、まだ難しいかもしれませんね。

 

長くなったので、続きは次回にします。