- 投稿 2018/02/25
- NZ生活
誘惑は甘いもの。
でも、
甘いもの=スイーツは、
誘惑ではなく、至極の快楽。
お菓子を食べたい欲求は抑えられません。
ニュージーランドはイギリス移民に始まった国なので、
スコーンやショートブレッドなど、
しっかりかっちりしたお菓子が多い印象です。
ですが、最近のオークランドシティ内では、
日本人好みのふわとろスイーツが注目されているんです。
京美が通っていた調理師学校では、
パティシエとしての授業もあったので、
パンやスイーツの実習も受けました。
そのときに、シェフ教官から、
ぜひ行きなさい!!
と、教えてもらった、おすすめのお店があるんですよ。
ご紹介しますね。
シティの中心ブリトマート駅から、
Tyler通りを東に行ったところにある、
Miles(マイルス)
というデザート・レストラン(パティスリー)です。
とても小さな店ですが、
お客がひっきりしなしに訪れる人気店でもあります。
ここで作られるケーキ類は、
伝統的なヨーロッパ菓子のかっちりしっかり系のものではなく、
まさしくふわとろ系の芸術品です。
ムースやクリーム、メレンゲなどを使って、
繊細で鮮やかな彩りが、目にも舌にも喜びをもたらしてくれる。。
内装も、どこか東洋を意識していて、
狭いせいか開放感はないのですけど、
おしゃれなキウイマダムたちがお茶していたりしますよ。
チョコレートや、マカロン、
ジェラート・スティック=アイスクリームバーも、
販売されています。
以前、京美が訪れたときは、
スミレ色のムースをいただきました。
チョコレートがあしらわれていて、
洗練された、都会的な美しさを感じさせてくれる、
すてきな一品だったと記憶しています。
なんだかむしゃくしゃするとき、
ちょっと甘いもの、すこし食べたいとき、
ふんぱつ!して、
ここのアイスクリームバーを買いもとめ、
歩きながら食べたことも。
パティシエの一人に、
日本人らしき方を見かけたこともあります。
さらに、このMilesで修業した方が、
独立してお店を構えていたりします。
Miann(ミアン)という名前で、
マイルスから南へ下がったところにあります。
歩いて5分かからないのですけど、
マイルスのテイストを生かした、
これまた、ふわとろ系のスイーツが並んでいます。
ところで、
ニュージーランドのスイーツといえば、
ひとつ、絶対に忘れてはいけない!!
ものがあります。
それは、
パブロヴァです。
メレンゲに、生クリームとフルーツを乗せたお菓子で、
ロシアのバレリーナ、アンナ・パブロワが訪れたときに、
考案されたスイーツなのだとか。
これ、
スーパーで安価なものも売ってますし、
お店によっては、
甘すぎるくらい甘いものもあるのですけど、
甘さ控えめに作られたものは、
すんごく美味しいんですよね。
まず、食感がいいんです。
メレンゲのさくさくな、でも軽い舌どけと、
生クリームのなめらかさ。
あまずっぱいベリー系の、
ジューシーなやわらかさが加わって、
3つの味のハーモニーがたまらないのです。
このパブロヴァ、
パリでもブーム再来だと聞きます。
メレンゲ菓子は、もともとフランス発祥なので、
リバイバル人気というところでしょうか。
Miannでは、このパブロヴァもメニューにあるようなので、
いつかまた食べに行ってみたいな。。