ニュージーランドへ渡る前に、それまで住んでいた一人暮らしのマンションを一掃し、実家に荷物を預けるため、大量のモノを処分しました。
それは、物理的に強硬突破の形をした、汚部屋一掃だったと思います。
ですが、ニュージーランドでの生活から、学んだことの一つに、「ミニマムライフ」があります。
このミニマムライフがどんなものだったか、お部屋を美しくするポイントを交えて、お話したいと思います。
引っ越し作業を終えて、空っぽになったマンションの部屋から、荷物を載せたトラックが遠ざかるのを見たときに、私、京美は思いました。
なんで、今まで、捨ててこなかったんだろう・・・
実家の一室に荷物を預けるのにあたり、大量のものを捨てざるを得ませんでした。
本など売れるものは売り、友人に譲れるものは譲り、それでも、マンションのごみ捨て場に、満タンのごみ袋を両手に下げて、何度往復したことでしょう。
多いに反省しました。
掃除も、もっとコマメにしとくんだった・・
それも反省しました。
そして、一人暮らしを謳歌していたつもりが、実はさびしさをたくさん抱えていたんだと、自分の心に気づいたときでもありました。
さて、舞台はニュージーランド、オークランドの郊外へと移ります。
渡航の当初しばらくは、ホームステイをする予定でした。
最初のステイ先は、大ハズレだったのですが・・・
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そのあとに移った、2つ目のステイ先は、とても良かったのです。
京美と同世代のホストマザーと、彼女が世話していたもう一人の留学生、まだ十代の中国人の女の子との3人の生活でした。
女子3人のシェアハウスのようで、とても楽しい毎日でした。
あと、老コリー犬がいましたね。
彼にもたいへん癒されました。。
マザーは、京美と同じバツイチで、ホストファミリーをするのは、ほぼ初めて。
チャイナガールを引き受けたのが最初で、京美が2人目です。
マザーは、オーストラリアで働いた経験もあり、離婚後は、ひたすら働いてお金を貯め、
ちょうどバブルになっていたオークランドで、家を買い、転売をして成功し、その先もまた転売予定で、貯金を増やしていくのが夢の一つでした。
ルームシェアも、貯金のためでもあったと思いますが、とても人が好くて、フレンドリーな、ニュージーランド女性でした。
その家は、二階建てで、1階部分は、他のファミリーに賃貸していました。
2階とは完全に別玄関です。
そして、その2階は3ベッドルームでした。
マザーが、バストイレが付いたメインの部屋を使い、あとの2ベッドルームを、留学生二人が使用、独立したバストイレを、二人が共用し、ほかに広いリビングダイニングと、見晴らしの良いキッチンがありました。
インテリアの会社で働いていたマザーは、リビングをシンプルかつ美しく保っていました。
つまり、彼女自身の持ち物は、自分のベッドルームだけに置いていたので、絵に描いたような、ミニマムライフを実践していました。
部屋の中は、セミダブルのベッドと、ベッドの両脇にサイドテーブル、ほかに背の低い棚があるだけでした。
バストイレに向かうスペースの両脇を、クローゼットにしていて、コートやスーツ、ジャケットをかけるところと、シャツや下着を重ねる棚がありました。
そのときの京美にとっては、びっくりするくらい、少ない量の洋服、持ち物でした。
そうはいっても、そのときの京美も、トランク1つで渡航したので、下着も3日分、
春だったので、コートは後から送ってもらう予定にしていましたし、本当に必要最低限の洋服しか持ってきていませんでした。
それでも、けっこう、暮らしていけるんだな、と思った記憶があります。
さて、マザーの生活を見ていると、次のようなポイントがありました。
①一つ買ったら、一つ捨てる
②不要なものは、徹底的に捨てる
③掃除をこまめにする。
・・・これがきちんとできるなら、なんの問題もないんですよね・・・
次回は、このポイントを、もう少し掘り下げてみたいと思います。