ジョンソンは、私がNZ生活最後に住んだ、フラットの管理人でした。
正確には、フラットというより、ボーディングハウスです。
寮のようなタイプで、一種のシェア・ハウスでした。
大型のフラットと言えばいいでしょうか、ニュージーランドにはよくある古い洋館で、全部で22室、カップルも含めると、40人近い人が住んでいました。
とにかく古い洋館で、廊下はギシギシ鳴るし、天井は高いけどその分、暖房が効きにくそうだし、10月(南半球なので春)に引っ越してきたときは、冬はここでは越せないな、と思ったほどです。
実際、冬になる前に出たのですが。
ここに住む前は、ドイツ人、イギリス人の女子と一緒に、タウンハウスのフラットに住んでいました。
ドイツ人の女性が一棟借りをしていて、私たちは又借りのフラットです。
このときのイギリス人女子との共同生活に耐えられなくなって、出ることにしたので、次は、住んでいる人をよくみて決めようと思っていたんですよね。。
ジョンソンは、住み込みの管理人で、このイギリス人女子とのすったもんだ話す私に、同情的に聞いてくれました。
ジョンソンもイギリス人でしたが。
世代が違います。
『その子は若いんだろ、イギリスの若い子は騒がしいよ、でも、ここではそんなことはないからね』、と言ってくれました。
ですが。
そのジョンソン、違う意味で騒がしい人でした。
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