いつか海外へ留学してみたいと思っていた、あなた。

 

もしかしたら、今なら、子どもの手が離れる数年後なら行けるかもしれない、あなた。

 

でも、いざ行動に移すとなると、イメージできないことや、不安に思うことも色々ありますよね。

 

その一つに、滞在場所があると思います。

ずっとホテルというわけにもいかないし。。

やはりホームステイは、ホテル滞在よりは割安だし、現地の家庭に入るのは、英語力アップにも、文化交流にも、プラスに働きます。

 

何より、学校が都心ではなく、少し離れた郊外だったり、自然豊かな地方だったりすると、宿泊施設の数自体が、少なかったりもします。

 

そこで、ホームステイという選択肢に行きつくのですが、シニア世代にとっては、若い頃と違って、順応力のおとろえが気になるところです。

 

以前なら平気でできた、友人宅に泊まる(国内しかも仲良し)、というのだって、年齢があがると二の足を踏んだりしますし。

 

ですが、この選択肢しかない!と覚悟をきめると、その制約を逆手にとって、楽しむことも可能になるんですよ。

 

そこで、私自身の体験をもとに、ホームステイの特徴と、ちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

 

まず、ホームステイは、実際に現地に住んでいる家庭あるいは個人が、他国からの留学生を短期間、自宅に引き受ける制度です。

つまり、両親と子どものいる家庭もあれば、単身者の場合もあります。

年齢層もさまざまです。

 

さらにいえば、生まれも育ちもその国の人もいれば、他国から移住した人だっています。

肌の色もさまざまです。

 

留学生は、個室をあたえられます。

ベッドと、ちょっとした書き物机や、ワードローブがあるのが標準のお部屋ですが、

もしそれらがなくて、必要な場合は、斡旋業者(エージェント)に伝えて用意してもらえます。

それが出来ない場合は、ステイ家庭のチェンジもできます。

 

また、食事は、朝夕が基本です。

といっても、朝食は簡単なもので、シリアルか、トーストを自分で焼いてジャムかバターをつけて食べる、というのが一般的のようです。

 

夕食は作ってもらえますし、食べられないものや苦手なものは、初めに伝えておくと考慮してもらえます。

食事の内容は、家庭によります。

 

ランチは、自分で用意します。

テイクアウトで買うか、スーパーなどでパンやハム、チーズなどを買っておいて、家から持っていくこともできます。

チーズなど、お家の冷蔵庫に入れてもらえるようお願いできるところが多いです。

ただ、ステイメイトがほかにいる場合などは、間違って?食べられてしまうことも可能性としてはゼロではないです。

 

バス・トイレは共同使用です。

時間帯や、使用時間を制限される場合もあります。

バスタブを使えるお宅は、希少です。

 

家族との交流は、基本、夕食時ということになります。

週末などに、どこかへ連れていってもらえるかどうかは、その滞在家庭によります。

子どもが小さかったり、ビジネスライクなお宅だったりすると、まったくどこにも連れていってもらえないこともありえます。

 

そして、お部屋のことでも触れましたが、滞在先が不満な場合、チェンジ申請することも可能です!

 

日本人は、遠慮しがちで、チェンジしないで我慢する人も多いですが、ここは割り切って、我慢しすぎないことも大事です。

 

ただ、チェンジ先が、必ずしもベターな家庭になるとは限りません。

そこはある意味、賭けにもなります。

 

もしかしたら、食事はまずい、部屋はきたない、どこにも連れていってもらえない、

英語での交流ができない、などという家に当たってしまう可能性もゼロではないです。。

 

そんなことを聞くと、やっぱりやめておこう。。と思っちゃいますよね。

 

でも、この昨今のホームステイ事情は、世代を超えた、留学生たちの共通の悩みごとなので、この困難をネタに、彼らと仲良くなれる、という利点があるんですよ!

 

ステイ先が良いに越したことありませんが、万一、イマイチだった場合でも、ホームステイ情報は、留学生どうしで情報交換することをおすすめします。

たいていの人が、同じ悩みを少なからずもっているので、仲間意識ができたり、親しくおしゃべりできるようになったりします!

 

悩みや困難を、ポジティブなメリットに変える秘訣がコレなんです。

 

英語で話さないといけないのに、うまく話せない、日本人特有の「引け目」みたいなもの、なかなか突破できない自分の「壁」みたいなものが、ここにきて、なんとかしないといけない!!切羽つまった状況になることで、突破できたりするんです。

 

それはつまり、英語をちゃんと話すようになる、という効能につながるんですよね。

 

次回は、私自身の具体的な体験談をご紹介しますね。