- 投稿 2018/03/20
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シニア留学のススメの続きです。
https://beauty-kireininaru4.com/english-study-abroad-homestay/
ここでは、ホームステイについて、私の体験談をお伝えしようと思います。
どんな家庭に?
どんな状況で暮らしたのか??
これは一例にすぎませんが、留学についてイメージしてみると、実現への近道になると思いますよ。
さて、私は、イギリスの語学学校に5か月ほど通いました。
ロンドンから列車で1時間ほどの小さな都市で、牧歌的で治安のよい、こじんまりとしたサイズの町だったので、ステイできる家庭の数が、ある程度かぎられているようでした。
見知らぬ土地で、通学に時間がかかるのは、体力的に不安だったので、学校から近くの場所を希望すると、本当に、歩いて5分ほどのお家にきまりました!
夫婦と、小学生の男の子が2人いる家庭でした。
小学生の子どもがいるには少し年齢が高い夫婦で、そのときの京美が45歳だったので、それよりも少し上の世代でした。
50歳を少し過ぎたくらいだったと思います。
再婚どうしのご夫婦でした。
ラブラブでした。
このお宅はホストファミリーの経験が長く、ビジネスとしてやっている感じが強くしました。
部屋も2階に2部屋を、留学生のために用意していたので、ステイメイトのハウスシスターが常時いる状態でした。
ビジネスライクとはいっても、毎日、30分から1時間くらい、留学生との交流時間をもつように決められていたようで、それはきちんと守られていました。
夕食が、その時間でした。
ホストファーザーは、ほぼ毎日7時には帰宅して、私たち留学生と夕食をとり、そのときに今日あったことや何やらを話していました。
ちなみに、ホストマザーは、子どもたちと一緒に、もっと早い時間に、先に済ませていたようです。
朝は、8時まではキッチンを使わないように言われていて、その間に家族が食事をとり、8時からは留学生二人が、キッチンでパンを焼いたり、お茶をいれたりして、ダイニングで朝食をとっていました。
学校が近かったので、この時間でも大丈夫でした。
バスルームは、2階に留学生専用のものが1つあり、2階のトイレは、留学生と子どもたちが使っていました。
イギリスのお湯は高い、とのことで、シャワー使用でしたが、分数までは、この家では決められませんでした。
常識の範囲でお願いね、と言われたように思います。
ホストファーザーは、solicitor(事務弁護士)で、とても良い人でした。
ちょっと良すぎるくらいの性格の人で、いつも親切に、あれこれ話してくれるのですけど、あまりに親切すぎる気がしないでもなく、それがかえって、ビジネスライクに見せている、という感じでした。
ホストマザーは、彼女の夫とは別の事務所にパートに出ながら、小説を書いている人でした。
子どもたちが学校へいくと、家族だんらんのテレビ室にこもって、パソコンを使って書いている様子でした。
彼女は、残念ながら、お料理が得意ではありませんでした。
お掃除も、きれい好きとはいいがたい感じでしたが、決められたことはきちんと守って、何か質問したときは、親身になって答えてくれました。
食事だけは、どうにも我慢ができなくなったので、自炊できないかたずねてみたところ、キッチンは喜んで貸してもらえましたから、ほんと、お料理は好きじゃなかったようですね。。
でも、キッチンを貸すのを嫌がるお宅もあるようなので、そこはよかったです。
ただ、ひと昔、ふた昔?前にあったような、家庭の一員に加えてもらえる心あたたまるステイ、という感じにはなりませんでした。
言うなれば、「下宿」か「間借り」でしょうか。
留学生がいる状態が、彼らにとっては「日常」であり、「副業」である、という感じがしました。
とはいえ、安全な町のなかでも、特に安全な場所にあったので、夜遅くに、留学生どうしで出かけて帰ってきても、怖い目にあうことはなかったです。
立地は最高でした。
そして、ステイメイト、ハウスシスターの存在も大きかったです。
最初は、イタリア人、シチリア出身の20代の女の子。
大学を出たばかりで、イギリスに来たあとは、ポルトガルの経営関連の専門学校に行ったようです。
次が、アラブ人の19歳の女の子。
この子とは、世代も宗教も超えて仲良くなりました。
イスラム教徒の考えにも触れられて、とてもよかったです。
彼女はいま、医者になるべく自国で猛勉強中です。
そして、最後に1週間だけ、ブラジル人の女性がいました。
このころには、京美にもヨーロッパ人の友だちが色々できて、先に帰っていった子の国へ、遊びに行ったりもしました。
ホームステイ先は、アットホームではなかったですけど、その分、友人はたくさん出来たと思います。
そして、留学生たち共通の感想が、
ご飯がおいしくない。
これでした。。もう一つの悪名高い国、
ドイツ人の子さえ、イギリスの料理は。。。と言っていましたね。
そうはいっても、以前に比べると、ずっと良くなったと聞いたので、今はまたもっと良くなっていると思います。
それに、レストランなどで、それなりにお金を出せば、美味しいものを食べられるところはたくさんあります。
安くて美味しいB級グルメは、ロンドンならあるかもですが、都市によっては、まだ難しいかもしれませんね。
長くなったので、続きは次回にします。