- 投稿 2018/03/12
- 英語レッスンするなら
英会話がなかなかできるようにならない、
と愚痴る私に、
ある知人がこんなことを言いました。
実は、日本人は、ホントは英語が話せるんですよ。
え?
それはどういうこと?
・・・ビックリしましたよ。
彼女の持論によれば、
いま、持っている英単語や文法力で、
じゅうぶん日本人は英語が話せるはず、
それが出来ないのは、
自分で出来ないと思い込んでいるせいなんだと。
うーん、当たっているようで、当たってない。
でも、ある意味、真実なのかもしれない、
と思わないでもないですね。
なぜなら、
日常会話くらいの英語を話すなら、
中学校で習った英文法で十分だとはよく言われることだからです。
ですが、
実際には、話せない。
それは、英語力が問題なのではなく、
マインドの問題である、というのは半分以上あたってるかもしれません。
実際、
外国人を前にして、すぐには出てこなかった言葉も、
時間が経ったあとになって考えると、
こう言えばよかったんだ!!
と気づくことも多いからです。
道をきかれて、
「まっすぐ行って、右に曲がってください」
なんて言葉がすぐに言えなかったとしても、
ゆっくり考えると、英単語が口に出てきますよね。
それが本当だとしたら、
つまり、実はもう話せる知識はじゅうぶんあるのだとしたら、
あと何をすれば、実践可能になるのでしょうか?
慣れる、ということもあるでしょう。
臆さない、ということもあるはずでしょう。
でも、それって、一人で出来ることではありません。
勇気を出すにしても、相手が必要です。
そう、話すというのは、相手がいることなんですよね。
聞く、というのは、一人でもできなくはないですが、
話すことは、ひとりごと以外だと、一人レッスンは困難です。
では、どうすればいいのか?
自分は話せるんだと自己暗示をかければよいのか?
・・・これは、正解に近い気がします。
これで十分話せるはず!と自分でナットクするのに、
どれほどの知識量=英語力がいるのかと、
逆に自分に問いかけてみたらどうでしょうか。
もちろん、プロの通訳者になるとか、
ネイティブなみにすらすら話したい、
という高い目標がある場合は別です。
でも、海外旅行のときや、
友人つくりなど、日常会話程度の英語なら、
意識を変えるだけでも、思ったより話せることがあります。
中学校で習った英語、つまり、
過去形、未来形、現在完了形、現在進行形、
疑問文のつくりかた、感嘆文、
そして関係代名詞。
これらの文法があやうい場合は、
教科書を今一度ひもといてもいいかもしれません。
ですが、それは分かるのよ、というレベルなら、
次のステップとして、
英会話のシャワーをあびて、
実施訓練をどこかでするのがいいのではと思います。
慣れと気後れ改善と自己暗示アップのためなので、
一方的に、英語を聴くのはよろしくないです。
むしろ、一方的に話して、それを訂正してもらう、
という形の方がベターだと感じます。
その、一方的にでもいいから話す、
というハードルが高いと感じた場合。
そのときは、
なぜ英会話をやりたいのか、
モチベーションをもう一度考えてみてもいいかもしれません。
英語をなんのために話すのか、
どの程度まで話せたら、まずは満足できるのか。
それが分かったら、
そのレベルに合う学習内容や方法も見つけやすくなりますし、
まずは一方的にでも話さないと、
そこへ到達できないってことに気づくことができるはず。
気づいたら、あとはやるかやらないかだけですよね。
京美もまだまだ途上にいます。
やるかやらないか、、
口にするのは易しですが、
これはホントだと思っています。