ホームステイ体験、ニュージーランド編その2です。

 

その1はこちら。

https://beauty-kireininaru4.com/english-study-homestay-nz/

 

3日目が過ぎ、学校から戻った私に、マザーは言いました。

 

引っ越すから、荷物を整理してね。

 

・・・え??

 

引っ越す??

 

はじめ、マザーだけがどこかに行くのかと思ってしまいました。

 

ということは、ここに新たな家族がやってきて、私はその人たちと住む、ということ??

 

違う違う、あなたも引っ越すのよ。

 

・・・えええ??

 

 

まあ、普通に考えたらそうですよね。

でも、ホームステイにきて3日目に引っ越すって。。。
普通じゃないと思います。

 

それでも、言われた時間までには、開けたばかりの荷物を詰めなおしました。

トランク1個だけなので、30分たらずで済みました。

 

マザーが帰ってくるまでのあいだ、家のなかをあらためて見てみると、心なしか荷物は減っているようでした。

 

引っ越し準備で散らかっていたんですね。。

 

玄関近くには、京美の部屋を含めて3ベッドルームがあり、奥には広いリビングとキッチン&ダイニングがあります。
さらにその奥に、半地下へおりる階段があって、美しく改装された別のリビングルームがその先に広がっていました。

 

一部屋ずつが、かなり大きめなサイズなので、なかなかな邸宅なのです。古いけど、
ニュージーランドには多いタイプの平屋で、テラスとお庭もついてます。

 

まだまだ散らかっている荷物を見ながら、どこへ連れていかれるんだろう、と不安になりました。

 

すぐ近くよ、と言っていたけど・・・

 

マザーが戻ってきて、車で連れていってくれたのは、言葉とおり、すぐ近くの場所でした。

ただ、同じバス停にはなるけれど、南北が逆の方向になり、バス停からの距離は、歩くと10分はかかりそうです。

 

新しいお家は、長屋のようなところでした。

でも、比較的新しい建物のようで、中に入ると、天井は低く、床にはグレーの絨毯が敷いてあり、

 

・・あったかい。

 

と、感じました。寒いのは、とにかくイヤですからね。

 

今度のおうちは、2ベッドルームにリビングダイニングがついた小さなものでしたが、あたたかいのは有難かったです。

 

京美の部屋には、小さなベッドが2つ放りこまれていて、一つのベッドには、洋服が山積みになっていました。。

でも、小さな書き物机が今度は置いてあり、

 

あなたのために用意したのよ。

 

と、マザーは得意気に言いました。

勉強用の机がほしい、とお願いしていたのです。

 

部屋のサイズは小さくなったけれど、利便性はアップしたので、まあ、よしとしようと納得しました。

 

そして夕飯です。

 

今夜も、マザーは忙しいとかで、これ食べててね、と置かれたのは、マクドナルドの袋でした。

 

まあ。。。仕方ないか。。。と思い、マザーが出かけたあとで、袋を開けてみると、

中に入っていたのは、一番ちいさなプレーンのハンバーガー1つとコーラでした。

 

チップス(フライドポテト)も、小さいのがついていたでしょうか。

いえ、ついてなかったような気がします。。

 

それにしても、同じマクドナルドでも、ビッグマックとか、せめてチーズバーガーとか、ナゲットがつくとか、もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか。

 

さらに驚いたことには、1週間後に、もう一人、ステイメイトの中国人がくるとのこと。
学校の先生らしいから、話が合うかもよ、と、マザーは良かったわねという表情で言いましたが、ベッドルームは2つしかないのです。

 

まさか、この部屋のもう一つのベッドに彼女が・・・??

 

不安になって、マザーにたずねると、

「彼女がきたら、私はリビングで寝るから」と言いました。

 

ええっ??!!

 

ちなみに、マザーの部屋も、洋服が山積みです。

 

そして、リビングはすべての部屋とつながっているので、夜にトイレを使うときには必ず通らなければなりません。

 

そんなことあり??

 

ともだちの家に泊めてもらっているわけではないのです。

ホテルには届かないにしても、少なからぬステイ代は、食費も込みで支払っているのです。

 

さすがに、これには我慢ができなくなり、チェンジ検討もふくめて、担当マネージャーに相談しました。

 

幸い、日本人マネージャーがいたので、日本語で説明すると、それはひどいですね。問い合わせてみます。とのことでした。

 

すると、その次の日。
マザーが猛烈に、京美に怒ってきたのです!!

 

次回へ続きます。